インバウンドの波
2019年09月19日
当店にも少なからず押し寄せるインバウンドの波
思えば20年前、毎週のように大挙してご来店して下さる異国の人々に恐怖すら感じたことがありました。
そしてそれも今は昔
ゼロとは言わないまでも今でも何人かの外国人の方々にもご来店頂いております。
しかし、それもすべてのお客様に共通しているのは皆さん日本語がとても達者だという事
自分は日本語すらままならないのに外国語なんて・・・
子供にはあれほど英語の必要性を唱えているのに自分はこの様です。
先日の日曜日の午後にも初めて御来店の青い目のお客様
その時、既に午後の予約は夕方までいっぱい
お断りをするにしても入り口までお迎えにあがるのが当店の心得
お客様の顔を見たとたんに焦る自分
外国人のお客様、しかも日本語しゃべれそうにない。
何となく語り口でカットに来て下さったのが見て取れる。
でも午後は予約でいっぱい
「すみませんが予約制なので・・・」と語りかけるとおもむろにスマートフォンを取り出してグーグル翻訳を起動
改めて自分がスマートフォンに向かって「すみませんが当店は予約制です。」
すると何故かスマートフォンの画面には「It's a song」
お客様と2人で苦笑い。
ここは万国共通!
お客様はこれは使えないと悟ったのかもうジェスチャー交じりにカットをアピール
自分は「ノーリザーブ、ノーカット ナウ」と思い切り恥ずかしい英語で応戦
どうやら通じたのでいい気になって「ネクストタイム ファイヴアワー、サーティーミニッツ」
いや違う!
「ファイブオクロック サーティーミニッツ」だ
おう!通じた。
しかしお客様はその時間では都合が悪いらしい
丁寧にお辞儀をして頂いたのでこちらも「アイム ソーリー」で答える。
帰り際にフライヤーを渡して笑顔で送り出す。
別れ際に彼の立てた親指が印象的でした。
折角ご来店頂いたのに非常に残念でした。
すると奥から嫁さん
「明日明後日は連休だって教えてあげて!」
ちょっと待て、それって思いっきり英語のハードル上がるじゃん!
もうこれ以上の英語は自分には無理だって!
なんて説明すればいいの?
この時ばかりは学生時代に英語を疎かにした事を後悔しました。
どうやらこれから押し寄せるインバウンドの波
たぶん自分には到底乗りこなせそうにありません。
たぶん自分には到底乗りこなせそうにありません。
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