苦手なもの
2020年09月16日
1年に1~2度ほど島田理容組合より依頼を受けて島田市内の障害者施設「垂穂寮」まで出張散髪に出かけます。
数年前までは親父が進んで行ってくれていましたがもう甘える訳にはいきません。
ただ、これが自分にとってどんなに苦痛か
組合の中にもこの出張散髪が苦手という方はやっぱりほかにもいらっしゃいます。
もちろん誰かがやらなくては入居者の方々の髪は伸びる一方です。
単に障害者の方が苦手という訳ではなく、ただほかの理容組合からの参加者の方々の手際の良さというか仕事の奇麗さでいつも自己嫌悪に陥るのです。
いつも自分の仕事を客観的に見るといつもの営業よりかなり劣った仕上がりです。
もちろん、設備が悪いとか入居者が動くとか言い訳はいくらでもあります。
でも仕事をする条件は誰も一緒です。
今週も月曜日の午前中9時から11時までで約5人の方の髪を切らせていただきました。
中には「ありがとう」と言ってくれる方もいらっしゃいますがどちらかというとこちらを迷惑がられている方が大半です。
でも施設の職員さんの手を借りながらなんとか散髪をします。
時にはショッキングな場面にも出くわす事がありますが問題はそこではありません。
嫌がられながら仕事をさせていただくことが苦手なのだと思います。
お蔭様でうちのサロンではお客様にも恵まれ、嫌がられながら仕事をするという場面はまずありません。
どちらかというと「ありがとう!」と喜んでいただける事がほとんどです。
もちろん、嫌なら最初からうちのお店にはいらっしゃいませんが…
今回も昼前に帰ってきて食事をして銀行周りをしたら疲れて就寝
夕方起きるも夕食を食べてお酒を飲んでまた就寝
お蔭で大切な2連休の1日が無駄に過ぎてしまいました。
せめてもの救いは当日施術した分は組合を通して主経費を差し引いて手元に入ってきます。
でもそれ以上にこの金額以上を払ってでもこの仕事から抜け出せたらと切に思うのです。
嗚呼、こんなネガティブなネタをブログには書くまいとおもっておりましたがこう自粛生活が続くようでは…
嗚呼、こんなネガティブなネタをブログには書くまいとおもっておりましたがこう自粛生活が続くようでは…
平凡な日常